Wooden Blinds
100年blinds
生きている木製品だからこそ
長期間使用できる木製品
東京ブラインド工業のこだわり
木製ブラインド、国産天然木の始まり
「始まりは1995年、こだわりを持って開発が始まりました。」
横型ブラインドは元来、横型の木製遮光装置が起源で、それが価格や色数が多く揃えられる点などでアルミ製に移行していきました。東京ブラインド工業は他社に先駆け1995年から北米産の材を使った木製横型を製造・販売しました。
木製ブラインドの人気が高まる中、他社は北米産の輸入材を使った横型ブラインドでの市場参入が相次ぎました。
そのような中、東京ブラインド工業では材に国産杉のみを扱った木製ブラインドを開発し、次いで2003年には他には類を見ない、一枚板で作られた木製縦型ブラインドを開発しました。著名建築家の設計になる高級物件から、細部にこだわりの有る個人邸まで、多数の建築物件に納入しています。
厳選素材
「大木の一部からトリミング」
長年の使用にも反り・狂いが生じないように選ばれた産地の、さらに厳選された木材の限られた部分から製材された材のみを使うため、おおよそ80~100年を経た大径木からでも、丸太の一割程度しかブラインド用としては使いません。
ポリシー
「一枚板のこだわり」
厳選された材を使用しているだけに留まらず、随所に東京ブラインド工業ならではの拘りをもって製造しています。スラットは国産無垢材の一枚板のため、つなぎ目がなく、綺麗な柾目が顔を覗かせます。
塗料は自然系である国産蜜ロウワックスとドイツ生まれのオスモワックスを使用しています。できる限り自然の状態でブラインドにすることにより、木が呼吸し、生きた素材であり続けます。
これらの拘りにより、木本来の断熱効果だけでなく、調湿効果を兼ね備えた唯一無二の木製ブラインドに仕上げております。
育むブラインド
「100年ブラインド」
従来の窓回り製品は、実用耐用年数が5~8年程度と言われており、あくまでも消耗品で、汚れたり壊れたりすれば廃棄されてしまうのが一般常識です。一方で東京ブラインド工業の木製ブラインドに関しては『100年ブラインド』を謳っています。
現に、アムステルダムのカフェでは1880年代に製造された木製ブラインドが未だに使われている。当然、摩耗しやすい部品、壊れやすい部材は交換され、手が入れられてはいるが、主材である木部は製造当時のままであると推測できます。
東京ブラインド工業では摩耗部品の交換だけでなく、汚れた木部のサンディングから再塗装、メカ部分の再調整までおこない、新品同様の姿でお納めするサービスも行っています。このサービスは有料ではありますが、新規に購入して頂くよりは、はるかに安価で、納入時の杉の香りまでも復活します。
将来の展望
「本物を持続させたい」
当初は、優良材で著名な鳥取県産の智頭杉でのみ製作しておりましたが、使用される地域に近い産地からの供給を行う目的で、現在は熊野、木曾、多摩など他の産地の材もラインアップ。いわゆる地産・地消に可能な限り近づける努力を継続しています。外国産に勝る国産材の消費のみならず、再生可能な資源として木製ブラインドをより普及させ、SDGsの目標達成に貢献していきたいと考えております。