元JVCケンウッド音質マイスター 萩原光男 が行く「世界音紀行♪」 第1章
今回は弊社が吸音ブラインドなどの音に関わる製品についてご協力を頂いている元JVCケンウッド音質マイスターの萩原光男さんに、先月のドイツ展示会からの旅の様子を「世界音紀行♪」と題しまして複数回に渡り、掲載していきたいと思います。
元JVCケンウッド音質マイスター 萩原光男 が行く「世界音紀行♪」
第1章 「小雨のパリ経由でシュツッツガルトに着きました。」
2月25日に成田を発ち、小雨のパリで乗り継ぎをして、シュツッツガルトに着きました。今回の旅は東京ブラインド工業㈱がドイツで、ブラインドに関する展示会に出展したため、私も同行したのです。今回の予定は、2月25日から3月6日までシュツッツガルトに滞在し、展示会のためのブース設営から展示会中は商品説明などもして、最後は後片付けまで行いました。
展示会には現地ドイツのお客さんも招待しました。かつてはドイツでスピーカーを作っていて、今は音響も含めたインテリア関係の仕事もしている人や、雑誌社のレビュワーを招き、彼の所属する雑誌社に赴いて吸音ブラインドの訴求を行いました。
今回の東京ブラインド工業㈱の出展目的は吸音ブラインドを世界に発信し、欧州各国に吸音ブラインドという商品を訴求することです。展示会では試聴室も造り、そこに吸音ブラインドを展示し、吸音ブラインドの有り無しの効果を実際に体感してもらい訴求を行いました。ブースへの来店者には音のプレゼンと共に、具体的な商談の話もあり、大きな反響を得られました。
東京ブラインド工業㈱は今までオーディオ、「音」とは縁が無かったので、私がオーディオに詳しいと言うことで深く関わり合うようになりました。私としては今回展示会に参加できたことはとても幸運なことです。東京ブラインド工業㈱の社長はとても理解のある方で、折角ヨーロッパまで来たのだからと帰りはどこかに立ち寄って帰れるように手配して下さいました。
そうともなれば私としては音楽のメッカ、ウィーンに行くのが私の最大の願いです。願い通りウィーン滞在もでき、ムジークフェラインザールのチケットも予約し、3日間ウィーンを楽しみました。
今回の旅行記では、私の目から見た東京ブラインド工業㈱の展示会の様子を報告すると共に、ウィーンの話を吸音ブラインドとからめながらしてみたいと思っています。展示会のシュツッツガルトから音楽の都ウィーンまで、吸音ブラインド「フェルトーン」のことを考えながらビジネストリップしておりました。
本稿を読んで頂いている皆さんにも、少しでもウィーンに行った気持ちになってもらえれば、吸音ブラインドの事を知ってもらえればと思います。